本文へスキップ
給料インデックス

中小企業 社長 年収

中小企業 社長 年収の相場と手取りの違い|公的統計と民間調査の読み方

中小企業 社長 年収は公的統計で役員平均665万〜762万円、民間調査では社長の報酬総額約2,000万円と幅があります。本記事では国税庁や民間調査の数字を出どころ別に整理し、額面・月額・手取りの違い、従業員数や経常利益による変動までを中立に解説します。

相場の要点: 公的統計では資本金2,000万円未満の株式会社の役員平均給与は665.0万円(令和6年分)、民間調査では社長の平均報酬総額は1,998.0万円で、調査対象が異なるため単純比較はできません。

中小企業 社長 年収の相場は「平均」だけでは判断できない

「中小企業 社長 年収」と検索すると、数百万円から数千万円まで幅のある数字が出てきます。これは調査対象や集計方法が違うためで、まずは数字の出どころを押さえることが大切です。当サイトの給与データでも公開統計を参考値として整理していますが、役員報酬は従業員の給与とは集計の枠組みが異なります。

公的統計では「役員全体」の平均が約762万円

国税庁の民間給与実態統計調査(令和6年分)によると、役員の平均給与は761.9万円です。ただしこれは役員409万人をひとつに均した値で、資本金2,000万円未満の株式会社に限ると665.0万円まで下がります。しかも平均を下回る役員が59.4%以上、年収1,000万円以下が82.4%を占めます。平均は分布の真ん中ではない点に注意が必要です。

民間調査では社長の報酬総額は約2,000万円

一方、日本実業出版社が2024年6月に実施した第12回調査(有効回答176社)では、社長の平均報酬総額は1,998.0万円、報酬月額は149.7万円、年間賞与は497.9万円でした。取締役の平均報酬総額は1,132.2万円です。回答企業の規模や役位構成が統計と異なるため、国税庁の数字と単純比較はできません。

従業員数・利益で相場は大きく動く

従業員数別に見ると、1〜20人では平均約961万円・中央値約840万円、21〜50人で約1,150万円、51〜100人で約1,500万円、101〜300人では約2,266万円(中央値約1,850万円)という整理もあります。経常利益との関係では、社長年俸は経常利益の約20%が目安とされ、利益5,000万〜1億円で1,700万円前後という試算も示されています。利益が出なければ報酬を上げられない、というのが中小企業の現実です。

額面の年収と手取りは別物

ここで混同しやすいのが額面と手取りです。額面1,000万円の場合、所得税・住民税と社会保険料を合わせた負担率は約29%、手取りは約710万円という概算があります。負担率は年収が上がるほど上昇し、3,000万円では約41%になります。さらに一人会社の試算では、手取りが最大になる役員報酬は月54万円(年648万円)で、統計の平均665.0万円に合わせると手取りが減るという結果も報告されています。平均は「他社がいくらか」の目安であり、自分の手取りを最大化する額とは一致しません。

まとめ

中小企業 社長 年収は、公的統計では役員平均665万〜762万円、民間調査では社長の報酬総額約2,000万円と、見るデータで大きく変わります。額面・月額・手取りを分けて考え、記事一覧の関連記事もあわせて確認してください。

よくある質問

中小企業の社長の年収は平均でいくらですか?

見るデータによって異なります。国税庁の民間給与実態統計調査(令和6年分)では資本金2,000万円未満の株式会社の役員平均給与は665.0万円、役員全体では761.9万円です。一方、日本実業出版社の2024年調査では社長の平均報酬総額は1,998.0万円でした。対象や集計方法が違うため、単純に比較はできません。

社長の年収と手取りはどれくらい違いますか?

額面と手取りは別物です。公開されている概算では、額面1,000万円の場合の負担率は約29%で手取りは約710万円、3,000万円では負担率約41%で手取り約1,780万円とされます。年収が上がるほど税金と社会保険料の負担率が上がる点に注意してください。扶養人数や居住地で実額は変わります。

役員報酬はどうやって決めればよいですか?

経常利益の約20%を社長年俸の目安とする試算がありますが、これは相場の目安であり、手取りを最大化する額とは一致しません。一人会社の試算では手取りが最大になる報酬は月54万円前後とされ、統計の平均に合わせると手取りが減る例も報告されています。自社の売上・経費で試算し、税理士に相談することをおすすめします。

セキュリティエンジニア 年収

セキュリティエンジニア 年収の相場と手取りの違い|情報源別データを整理

セキュリティエンジニア 年収の相場を、厚労省統計・民間調査・求人データから整理します。平均は情報源により500万円台〜800万円台と幅があり、額面と手取りの違い、年代別・業態別の傾向、年収アップの要素までを中立に解説します。手取りの考え方も確認できます。