女性 平均年収
女性 平均年収は額面342万円|手取りとの違いと年収分布を公的統計で確認
国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」では、女性の平均給与は額面342万円(前年比2.6%増)でした。本記事では女性 平均年収の水準を年収分布・月給・雇用形態別に整理し、統計が額面ベースで手取りとは一致しない点も解説します。年代別の傾向や注意点もまとめました。
相場の要点: 国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」によると、女性の平均給与は額面で342万円(前年比2.6%増)です。手取り額は公的統計に示されておらず、控除により額面より少なくなります。
女性の平均年収は額面で342万円|令和7年分の公的統計から
国税庁が2026年9月29日に公表した「令和7年分 民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円(前年比1.9%増、9万1000円増)でした。このうち女性は342万円(同2.6%増)で、前年より8万6000円増えています。男性は597万円で、男女差は254万9000円と前年並みです。
注意したいのは、平均年収は一部の高年収層に引っ張られて高めに出やすい点です。女性で最も人数が多い年収帯は200万円超300万円以下(構成比18.7%)で、次いで100万円超200万円以下(18.5%)、300万円超400万円以下(18.1%)がほぼ並びます。100万円以下(12.1%)を合わせると年収300万円以下は49.3%、年収400万円以下は67.4%です。一方、600万円超は10.5%にとどまります。
雇用形態で分けると差が大きい
同じ女性でも、正社員(正職員)は444万円(前年比3.2%増)、パート・アルバイトなどの正社員以外は179万円(同2.8%増)でした。 就業時間や勤続年数の違いが反映されるため、平均値だけで自分の水準を判断するのは危険です。女性の給与所得者は2229万人、平均年齢47.1歳、平均勤続年数10.4年という構成です。
月給・時間給で見た女性の水準
厚生労働省「令和7(2025)年賃金構造基本統計調査」では、短時間労働者以外の一般労働者(女性)の所定内給与額は月額285,900円(前年比3.9%増)、短時間労働者は1時間当たり1,418円(同2.2%増)でした。男女間賃金格差は76.6(男性=100)で、比較可能な1976年以降で最も縮小しています。
手取りは額面より少ない点に注意
ここまで見た342万円や月給285,900円は、いずれも税金や社会保険料を差し引く前の額面です。実際の手取り額は社会保険料や所得税・住民税、家族構成などで変わるため、公的統計には手取りベースの数値が示されていません。したがって「女性の平均手取りは◯円」と断定することはできません。自分の年収を確認するときは、源泉徴収票の「支払金額」欄を見ると、同じ額面ベースで統計と比べられます。
なお、年代別の女性の平均給与は25〜29歳の382万7000円が最も高く、その後は350万円台〜370万円台で推移し、50〜54歳は375万5000円、60〜64歳は306万8000円です。
まとめ
女性の平均年収は、公的統計では額面ベースで342万円(令和7年分)、月給では約28万6千円が一つの目安です。ただし分布では年収300万円以下が約半数を占め、平均値と多数派の実感は一致しません。手取りは額面より少なく、統計だけでは算出できません。より詳しい水準感は給与データや記事一覧もあわせて確認してください。掲載数値は公開統計の参考値であり、企業・職種・地域により実額は異なります。最新の求人条件を必ず確認してください。
よくある質問
女性の平均年収はいくらですか?
国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した女性の給与所得者の平均給与は342万円(前年比2.6%増)です。これは税金や社会保険料を差し引く前の額面で、賞与を含む1年間の支給総額です。
平均年収と手取りはどう違いますか?
公表されている平均年収は額面ベースで、手取りは社会保険料や所得税・住民税を差し引いた後の金額です。控除額は家族構成や加入する保険などで変わるため、統計から「女性の平均手取りは何円」と一律に算出することはできません。手取りは必ず額面より少なくなります。
女性の正社員と正社員以外で年収はどのくらい違いますか?
同調査では、女性の正社員(正職員)は444万円、パート・アルバイトなどの正社員以外は179万円でした。就業時間や勤続年数の違いが大きく反映されるため、平均値の比較だけで自分の水準を判断するのは避けたほうがよいでしょう。
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