日鉄物産 年収
日鉄物産 年収は平均992万円?上場廃止後の相場の読み方
日鉄物産 年収の公式値は2023年3月期の有価証券報告書で平均992万円。ただし上場廃止以降は開示が止まり、口コミや求人票では776万〜1,235万円と幅があります。初任給・手取り・情報源ごとの違いを整理し、相場の読み方と注意点を解説します。
相場の要点: 日鉄物産の公式な平均年収は2023年3月期の有価証券報告書で992万円ですが、同年の上場廃止以降は公式開示がなく、現在は口コミ・求人票ベースの推計(776万〜1,235万円)に頼るしかない状況です。
日鉄物産 年収の公式データは「上場廃止前」のもの
日鉄物産 年収を調べると、まず出てくるのが平均992万円という数字です。これは2023年3月期の有価証券報告書に記載された平均年間給与991.7万円で、平均年齢44.0歳・平均勤続年数15.8年・従業員数1,294名という条件付きの値です。
重要なのは、同社が2023年4月に日本製鉄のTOB成立で連結子会社となり、同年6月21日付で東証の上場を廃止した点です。以降は有価証券報告書の提出義務がなくなり、公式の平均年収は更新されていません。つまり992万円は「現在の実態」ではなく、上場廃止直前のスナップショットとして読むのが正確です。
過去5年の推移
| 決算期 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 2019年3月期 | 828万円 | 42.6歳 |
| 2020年3月期 | 833万円 | 43.1歳 |
| 2021年3月期 | 817万円 | 43.1歳 |
| 2022年3月期 | 830万円 | 43.4歳 |
| 2023年3月期 | 992万円 | 44.0歳 |
2022年から2023年にかけて161万円増えており、この1年の伸びが突出しています。単純な右肩上がりではない点に注意してください。
相場は情報源でこれだけ違う
同じ「日鉄物産 年収」でも、集計対象によって数字が大きく変わります。
- 有価証券報告書(2023年3月期):992万円(全社員)
- OpenMoney(130人の在籍時データ):平均839万円・中央値850万円、回答者の平均年齢30.3歳
- ONE CAREER PLUS:776万円(回答3件の参考値)
- マイナビの募集要項:総合職の平均年収1,235万円
差が生まれる理由は主に3つです。集計対象が全社員か総合職限定か、回答者の年齢層が全社平均(44歳)より若いか、そして回答数が十分かどうか。特に総合職限定の数字は一般職を含まないため高めに出やすく、全社平均と並べて比較すると誤解を招きます。
初任給と若手の水準
2025年9月時点の募集内容では、総合職30万円/月、一般職24万円/月です。2024年に総合職の初任給は26万円から30万円へ引き上げられ、同時期に組合員一人あたり月額3万円(9.9%)の賃上げも実施されています。
参考として、当サイトの給与データに収録している大学卒(2025年・全規模)の月給は約262,300円です。日鉄物産の総合職初任給はこれを上回る水準ですが、業種・職種・勤務地によって条件は異なります。
手取りは額面と別物
年収992万円の場合、手取りは約700〜720万円程度という試算があります。別の試算では約717万円・月約60万円とする例もあり、いずれにせよ額面の7割台にとどまります。額面・月給・手取りは必ず区別して読んでください。
まとめ
日鉄物産 年収の公式値は2023年3月期の992万円で止まっており、現在は口コミ・求人票ベースで推測するしかありません。複数ソースを並べ、自分の年齢・職種に近い数字を基準にするのが実務的です。相場の読み方の基本は給料インデックスの記事一覧でも確認できます。
※掲載数値は公開統計・公開情報の参考値です。企業・職種・地域により実額は異なりますので、最新の求人条件を必ず確認してください。
よくある質問
日鉄物産の平均年収はいくらですか?
外部から確認できる最後の公式値は、2023年3月期の有価証券報告書に記載された平均年間給与992万円(991.7万円、平均年齢44.0歳・平均勤続年数15.8年・従業員数1,294名)です。同社は2023年6月21日付で東証の上場を廃止しており、以降は有価証券報告書による開示がないため、現在の平均年収は口コミサイトや求人票の公表値から推測するほかありません。
日鉄物産の初任給はいくらですか?
2025年9月時点で掲載されている募集内容では、総合職が月給30万円、一般職が月給24万円です。2024年に総合職の初任給が月給26万円から30万円へ引き上げられました。参考として当サイトの給与データでは大学卒(2025年・全規模)の月給は約262,300円で、総合職の水準はこれを上回りますが、職種・勤務地により条件は異なります。
日鉄物産で年収992万円の場合、手取りはいくらですか?
複数の試算では、年収992万円の手取りはおおむね700万〜720万円程度(月あたり約60万円)とされています。額面の7割台にとどまる点に注意してください。額面年収・月給・手取りはそれぞれ別の指標であり、同じ数字として扱わないことが重要です。
関連記事
年収
年収は年代・経験でどう変わる?最新統計から読み解く考え方
年収は年代や経験でどう変わるのかを、国税庁・厚生労働省の最新統計をもとに整理します。平均給与487万円の内訳、雇用形態・産業別の差、月給と賞与を含めた年収の捉え方、自分で確認する手順までを、誇張なく実務目線で解説します。
看護師 年収
看護師 年収の相場と転職交渉の実務|公的統計・看護協会調査・求人票の使い分け
看護師 年収は調査により約393万円〜約525万円と幅があり、混同すると転職交渉で判断を誤ります。公的統計・日本看護協会調査・求人票の違いを整理し、夜勤手当や基本給の確認、自分の水準と照らし合わせる手順など、実務で使える年収の見方を解説します。
年収 手取り
年収 手取りの相場の読み方|額面と手取りを混同しない基本
年収 手取りの相場を正しく読むには、額面・月給・手取りの区別が欠かせません。平均値の落とし穴、賞与の扱い、控除の考え方、サイト内参考水準の使い方を実務目線で整理します。転職時の条件比較に役立つ基礎知識です。
手取り30万
手取り30万のよくある誤解|額面・年収・平均値のズレを整理
「手取り30万」を額面30万円と誤解していませんか。額面月収の目安は約38万円、賞与なしの年収換算で約456万円です。控除の考え方、平均年収と中央値の違い、世帯構成による評価の差を公的統計の参考値とともに整理します。
薬剤師 年収
薬剤師 年収の相場と転職・交渉の実務ガイド|給料インデックス
厚生労働省の賃金構造基本統計調査をもとに、薬剤師 年収の相場(2025年 平均566万7,900円)と職場別の求人レンジ、求人賃金との違いを整理。転職・交渉で確認すべき手当・賞与・手取りの見方を実務目線で解説します。
公認会計士 年収
公認会計士 年収は年代でどう変わる?20代から50代の水準と注意点
公認会計士 年収を年代別に整理します。政府統計では「公認会計士,税理士」の合算区分で年収換算約811万円(令和7年)が参考水準ですが、20代前半は約482万円、40代後半は約996万円と差が大きくなります。月給・賞与・手取りの違いや、役職別レンジ、統計の注意点も解説します。