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給料インデックス

溶接工 年収

溶接工 年収の相場をどう読む?公的統計と求人票の数字の違いを整理

溶接工 年収は399万円・448万円・490万円など複数の数字が出ます。本記事では厚労省の賃金構造基本統計調査や求人集計をもとに、調査年・集計方法の違い、残業代や手当の扱い、都道府県差までを整理し、相場を正しく読むポイントを解説します。

相場の要点: 公的統計ベースではおおむね399万〜450万円前後、求人票ベースの集計では490万円前後と、調査の性質によって幅がある水準です。

溶接工 年収の相場は「どの統計を見るか」で変わる

溶接工 年収を調べると、399万円・448万円・452万円・490万円…と複数の数字が出てきます。これは誤りではなく、調査対象・調査年・集計方法が違うためです。まず公的統計の水準を押さえ、そのうえで求人票の数字を読むのが実務的です。

公的統計が示す水準

厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」の「金属溶接・溶断従事者」は、所定内給与額が月277,200円、年間賞与その他特別給与額が666,400円で、推計年収399.3万円です。平均年齢41.8歳、平均勤続年数13.3年、労働者数94,250人で、144職種中105位という位置づけです。この推計は所定内給与×12+賞与で、超過労働給与(残業代)を含みません。

同じ厚労省調査でも、令和5年ベースでは月給約31万円・賞与約76.5万円で年収約448万円、令和3年ベースでは424.8万円という値が紹介されています(、)。2019年の集計では全体437万700円、男性441万5,800円、女性326万5,900円でした。

求人票の数字は高めに出やすい

求人情報をもとにした集計では平均490万円・平均時給1,399円という値もあります。これは在職者の実績ではなく募集時の提示条件です。未経験は300万〜330万円程度、アーク溶接350〜450万円、半自動溶接400〜500万円、TIG溶接500〜700万円、配管・高所溶接700万〜1,000万円超と、分野で幅が大きく変わります。

相場を読むときのチェック点

額面の年収だけを並べても比較になりません。固定残業代が何時間分か、交替勤務手当・深夜割増・出張手当が含まれているか、資格の取得・維持費用を会社が負担するかを確認してください。また地域差も大きく、都道府県別では兵庫県562.4万円、山梨県276.2万円と286.2万円の開きがあります。

なお年収は額面であり、手取りとは別です。社会保険料や税金が差し引かれるため、手取りは年収より少なくなります。参考として、当サイトの給与データでは大学卒・高校卒の水準も掲載しています。全産業の参考値(大学卒2025年・全規模で月給約262,300円、高校卒で約207,300円)と比べても、溶接工の水準が極端に低いわけではありません。比較の考え方は記事一覧でも扱っています。

まとめ

溶接工 年収は、公的統計ではおおむね399万〜450万円前後、求人票ベースでは490万円前後と幅を持って理解するのが現実的です。数字の出所と前提を確認し、残業代・手当・地域差・資格費用まで含めて比較してください。掲載数値は公開統計の参考値であり、企業・職種・地域により実額は異なります。最新の求人条件を必ず確認しましょう。

よくある質問

溶接工の平均年収はいくらですか?

厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」の金属溶接・溶断従事者では、所定内給与額が月277,200円、年間賞与その他特別給与額が666,400円で、推計年収は399.3万円です。ただし調査年や集計方法が異なるデータでは448万円前後、求人集計では490万円前後という値もあり、ひとつの数字で断定はできません。

溶接工の年収はなぜ調査によって差があるのですか?

公的統計は在職者の賃金を集計したもので、残業代を含むか含まないか、どの調査年のデータかで変わります。一方、求人票ベースの集計は募集時の提示条件であり、固定残業代や深夜割増、出張手当などが含まれていることが多いため、高めに出やすい傾向があります。

溶接工の年収を上げるにはどう考えればよいですか?

TIG溶接や配管・高所溶接など単価の高い分野を目指す、資格手当のある企業を選ぶ、地域や企業規模を比較するといった方法が考えられます。求人を比べるときは、額面年収に加えて固定残業時間、夜勤・出張の頻度、資格費用の会社負担、年間休日数まで確認すると判断しやすくなります。