電通 年収
「電通 年収」のよくある誤解|1,596万円は誰の平均なのか
「電通 年収」で検索すると出てくる約1,596万円は、持株会社・電通グループの従業員135人の平均です。広告事業会社の電通は非上場で平均年収を公表しておらず、推定約1,200万円前後とされます。持株会社と事業会社の違い、月給・手取りの注意点、比較できる公表値を整理します。
相場の要点: 電通グループ(持株会社)の2025年12月期の平均年間給与は1,595万9,402円(従業員135人)ですが、広告事業を担う株式会社電通の平均年収は非公表で、公開情報からの推定は約1,200万円前後(1,100万〜1,300万円程度)とされています。
「電通 年収 1,596万円」は誰の数字なのか
「電通 年収」で検索すると、約1,500万円台という金額が目に入ります。しかし結論から言うと、これは広告事業を担う株式会社電通の全社員平均ではありません。上場しているのは純粋持株会社の株式会社電通グループで、有価証券報告書に載る平均年間給与は提出会社(持株会社)の従業員135人のものです。2025年12月期は1,595万9,402円、平均年齢45.0歳、平均勤続年数14.3年でした。
持株会社と事業会社を分けて考える
- 電通グループ(持株会社):2025年12月期の平均年間給与1,595万9,402円/従業員135人
- 株式会社電通(広告事業会社):非上場・従業員5,251人とされ、平均年収は非公表
2020年1月の持株会社体制移行前は、株式会社電通の数値が開示されていました。2019年12月期は1,168万円(7,071人)です。現在の事業会社の水準は公表されていませんが、複数の公開情報を重ねて約1,200万円前後(1,100万〜1,300万円程度)と推定する見方があります。いずれにせよ推定であり、断定はできません。
比較できる公表値
- 博報堂:1,099万円(4,580人)
- サイバーエージェント:913万8,000円(2,588人)
- 国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」:平均478万円
- dodaの業種別(インターネット・広告・メディア):440万円
同じ広告・メディア領域でも、事業会社か持株会社か、対象人数が何人かで数字の意味は大きく変わります。
月給・手取りと混同しない
年収(額面)と月給、手取りは別物です。中途採用の想定年収レンジは580万〜1,500万円とされ、階層ごとの目安は示されていません。新卒の初任給は2025年4月入社の大卒総合職で356,100円(基本給275,600円+諸手当)です。年収1,500万円の手取りを約1,026万円とする試算もありますが、賞与や控除で変動する参考値にすぎません。
参考として、当サイトのDBでは大学卒(2025年・全規模)の月給約262,300円、高校卒約207,300円です。電通の水準はこれを大きく上回りますが、職種・等級・地域で実額は異なります。給与データや記事一覧もあわせてご確認ください。
まとめ
「電通 年収」で見かける1,500万円台は持株会社135人の平均です。応募先の会社・職種・等級、固定残業代や賞与の内訳を、求人票と条件面談で確認しましょう。
よくある質問
「電通の平均年収1,596万円」は本当ですか?
その金額は、上場している純粋持株会社・株式会社電通グループの有価証券報告書に記載された提出会社(持株会社)135人の平均年間給与です。広告事業を担う株式会社電通は非上場で平均年収を公表しておらず、全社員の平均としてそのまま使うことはできません。
では株式会社電通の平均年収はいくらですか?
公式には公表されていません。持株会社化前の旧・電通の数値、同業の博報堂の公表値、中途採用の想定年収レンジ、口コミ回答などを重ねた推定として約1,200万円前後(1,100万〜1,300万円程度)とする見方がありますが、断定できる数字ではありません。
電通を目指す場合、年収はどう確認すればよいですか?
求人票の想定年収に、固定残業代・賞与・各種手当のどこまでが含まれるかを確認し、内定後の条件面談で固定部分と業績連動部分の内訳を尋ねるのが実務的です。年収は額面であり、手取りとは別物である点にも注意してください。
関連記事
年収
年収は年代・経験でどう変わる?最新統計から読み解く考え方
年収は年代や経験でどう変わるのかを、国税庁・厚生労働省の最新統計をもとに整理します。平均給与487万円の内訳、雇用形態・産業別の差、月給と賞与を含めた年収の捉え方、自分で確認する手順までを、誇張なく実務目線で解説します。
nttデータ 年収
「nttデータ 年収」のよくある誤解——923万円は誰の平均?持株会社と事業会社の違い
nttデータ 年収でよく見る923万円は持株会社の提出会社1,592人の平均で、連結全体の数字ではありません。事業会社の水準や口コミとの差、額面と手取りの違い、初任給の最新情報を公開情報をもとに整理し、よくある誤解を解説します。
非課税世帯 年収
「非課税世帯 年収」のよくある誤解|103万円の壁とは別物という基本
「非課税世帯 年収」と検索すると「103万円以下」という答えが出回りますが、住民税の非課税判定は所得税の壁とは別基準です。平均給与487万円などの公開統計をもとに、収入ゼロではない点、個人単位で判定される点など、よくある誤解を整理します。
医療事務 年収
「医療事務 年収」のよくある誤解|統計の対象が違う数字を正しく読む
「医療事務 年収」の数字は出典ごとに対象が異なるため、単純比較はできません。厚生労働省の医療経済実態調査やハローワーク求人統計をもとに、病院と診療所の差、528万円というよくある誤解、求人票の月給と年収の違い、応募前に確認すべき条件を整理して解説します。
30歳 年収
「30歳 年収」のよくある誤解|平均・中央値・月給の違いを公的統計で確認
「30歳 年収」は416万円・448万円など調査ごとに異なります。原因は母集団と定義の違いです。国税庁・厚生労働省・民間調査の数値を整理し、平均と中央値、年収と月給、手取りの混同などよくある誤解を解説します。条件をそろえた比較手順とFAQも掲載します。
jal 年収
「jal 年収」のよくある誤解|平均1,011万円でも全員が高給とは限らない理由
「jal 年収」の平均は2026年3月期で1,011万円ですが、これは提出会社単体・賞与込みの平均値です。パイロットと客室乗務員の職種差、初任給、手取り目安、年代別シミュレーションを公開情報のみで整理し、よくある誤解と求人条件を確認する際の注意点を解説します。